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【スポーツトレーナー】マメとタコの違いを解説!潰れたマメを早く治す方法も紹介!

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選手

手のひらにマメが出来てしまって痛いんですがどうすればいいですか?

ぴーすけ

スポーツ現場で意外と多いのが皮膚トラブルです。

選手

スポーツ中はタコやマメができたり、爪が割れたり、擦り傷や切り傷なんて当たり前ですね。

ぴーすけ

この記事ではタコとマメの違い早く治す方法について解説します。

タコとマメ

ぴーすけ

スポーツ現場の皮膚トラブルで最も多いのでは無いでしょうか?

靴擦れによる足のタコマメであったり、ラケットやバットを握ることによる手タコマメは誰しも一度は経験があると思います。

  1. 手の皮膚が痛くてバットやラケットを振れない
  2. 靴擦れが痛くて思うように走れない

絆創膏を貼った上からテーピングを巻いたりして対処している方が多いのではないでしょうか?

痛みが無ければその場はしのげますが、対処方法によって治るまでの期間が違ってきます。

タコとマメの違いやスポーツ現場で実際に行われている対処方法について解説したいと思います。

タコ

ぴーすけ

タコについて解説します。

タコに対する対処方法

一般的にタコは皮膚の角質層が厚く硬くなったものであり、タコ自体が痛みの原因になることは少ないと思います。

しかし、タコが原因で起きる二次的な皮膚トラブルに注意が必要です。

タコによって皮膚が厚くなりすぎてしまうと、皮膚にかかる摩擦が大きくなってタコの下にマメができてしまうことがあります。

また、野球やテニス等バットやラケットを握ってできた掌のタコにも注意が必要です。

なぜ、掌のタコに注意が必要なのか?それは骨折を招くリスクが潜んでいるためです。

野球選手では掌の小指側にタコができることが多いのですが、その下には有鈎骨(ゆうこうこつ)という骨があります。

有鈎骨には有鈎骨鈎(ゆうこうこつこう)という骨の突起があり、ハイレベルな野球選手になるとバットのグリップエンドから衝撃が伝わることで骨折してしまうことがあります。

野球選手に多い掌のタコは有鈎骨鈎に重なっていることが多く、タコが厚くなりすぎてしまうと有鈎骨鈎にかかる衝撃を大きくしてしまうことがあるのです。

「たかがタコ」と軽く考えずに二次的な皮膚トラブルや外傷を防ぐためにケアすることをオススメします。

野球選手の掌(てのひら)にできたタコは要注意!

スポーツ現場では下記のようなタコ削りを利用して厚くなった角質を削ってケアしています。

タコ削り

刃が交換できるようになっていて経済的ですが、初めて使う方は削りすぎに注意してください。

タコ削り使い方

マメ

ぴーすけ

マメについて解説します。

マメに対する対処方法

一般的にマメ痛みの原因になることが多いと思います。

しかし、正しく対処することで痛みを和らげ皮膚再生を早めることができます。

マメは潰れていない時潰れている時で対処方法が異なるので状態に応じて正しい方法を身につけるようにしましょう。

潰れていない時

マメが潰れていない時は以下のどちらかの対処をします。

  1. 潰さずに絆創膏やテーピングにて保護しておく
  2. マメの中に溜まった水分(リンパ液)を針で穴を空けて抜く

マメが潰れていない場合は潰さないほうが良いと言われています。

マメの中は無菌状態のため、細菌に感染するリスクが無く、皮膚の再生が早く進むためです。

マメを潰さないように管理できるのであれば絆創膏やテーピングで保護してそのままにしておきましょう。

しかし、場合によっては保護できずに潰してしまいそうな時もあると思います。

そんな時は消毒した針で穴を空けて中の水分(リンパ液)を抜いて流水で流した後、絆創膏とテーピングで保護しておきましょう。

マメの皮膚が残っている方が治癒が早いので皮膚は無理に剝がしたりせず、残しておくのがポイントです。

マメの皮膚は無理に剝がさず、そのままにしておく!

潰れてしまった場合

マメが潰れてしまった場合は流水で洗い流して目に見える砂や泥などを取り除きます。

流水でしっかりと流すことができていれば消毒する必要がない場合が多いです。

なお、潰れてしまったマメの皮膚はできるだけ残すようにしましょう。

どうしても邪魔な場合は邪魔な部分のみ清潔なハサミや爪切りで切りましょう

そのまま運動を続けなくてはいけない場合は下記のSpenco 2nd skinジェルクッションパッドリガードスキンケアを使用するのがオススメです。

セカンドスキン
セカンドスキン

ジェルクッションパッドを皮膚に貼った上からテーピングで保護しておくことで痛みを軽減して運動を継続することができます。

セカンドスキン使い方
セカンドスキン使い方
セカンドスキン使い方

リガードスキンケアもオススメです。

リガードスキン
リガードスキン使い方

その後、運動をを終えた後は皮膚にワセリン軟膏を塗って乾かさないように絆創膏で覆い、テーピング等で保護しておきます。

傷が広範囲の場合や不潔な場所での怪我の場合には抗生物質を配合した軟膏(テラマイシン軟膏・ドルマイシン軟膏)がオススメです。

少し専門的になりますが湿潤療法といって皮膚は乾かさずに管理したほうが再生が早く、医療現場でも採用されています。

傷を乾かす方が治りが早い!といわれていましたが今では否定されています。

皮膚を乾かさないように管理するのがポイント!

まとめ

ぴーすけ

タコとマメの違い早く治す方法についてまとめます。

選手

ありがとうございました!