スポーツの時にキネシオテーピング使ってますが剥がれやすいんですよね…
剥がれにくくするためには貼付方法とテープ性能が大事になります。
剥がれにくくする貼付方法とオススメのテーピングを教えてください。
この記事では剥がれにくいキネシオテープの貼り方とオススメのキネシオテープを紹介します。
なぜキネシオテープは剥がれてしまうのか?
主に3つの原因があります。
- 皮膚の問題
- 貼り方の問題
- テープの問題
皮膚の問題
皮膚には「皮脂」という油分を分泌するバリア機能が備わっています。
テーピングを貼る時に油分は大敵であり、発汗後に貼付する場合は特に注意が必要です。
そのため、テーピング前に石鹸で洗ったり、アルコール製剤で拭いたりして皮脂を除去することが大切です。
ただし、皮脂が少ない状態でテープを貼ることで肌荒れが起きてしまう場合もあります。
そのような時はテーピング前に皮膚被膜材スプレーを使用すると良いでしょう。
実際に使用してみましたが、テーピングが剥がれやすくなることはほとんど無く、スポーツの際にも十分使用可能です。
テーピングの肌荒れを防止する方法については下記の記事で詳しく解説しています。
貼り方の問題
キネシオテープを剥がれにくくする貼り方を紹介します。
とても簡単なことですが、剥がれにくくする重要なテクニックです。
- テープの両端を処理をする
- テープの粘着面に触れない
- テープの両端部分を貼付するときは引っ張らない
テープの両端を処理する
テープを貼る前の準備として両端を丸くまたは斜めに角を落としましょう。
テープの粘着面に触れない
テープ貼る時は紙を破って粘着面に触らないようにして貼っていきます。
テープの両端部分を貼付するときは引っ張らない
テープを引っ張って貼る時でも両端3cmは引っ張らずに貼るようにします。
テープの問題
テープ自体の性能の部分になります。
テープの粘着面には各社様々な工夫がされています。
粘着剤の種類や粘着剤の塗工方法など剥がれにくく、蒸れにくいテープを作るように各社が日々研究をしてくださっています。
固定が強くても粘着剤の種類によってはアレルギー症状を起こして湿疹ができてしまうこともあるので、安価過ぎる商品はオススメしません。
剥がれにくいオススメのキネシオテープ
オススメはキロテープ(KiloTAPE)です。
10社以上のキネシオテープを使ったことがありますが、粘着力が弱かったり、水に弱く発汗に伴って剥がれてしまったりする商品が多いのも事実です。
そんな悩みをを解決してくれるのが日本製のキロテープ(KiloTAPE)です。
キロテープ(KiloTAPE)
- 水分を吸いにくい
- 通気性が良い
- 破れにくい
- 水分を吸っても伸縮率が変わらない
キロテープには日本製マイクロファイバーが採用されています。
粘着剤もウェーブ加工ではなく、直線状に塗工されているため、剥がれにくさにつながっているようです。
また、「剥がれにくさ」から水泳やビーチバレー、トライアスロンなど水中で行われるスポーツ現場でも使用されている実績があります。
一般的な使用であれば最低1週間は剥がれず、張ったままお風呂にも入れるという説明もされています。
他のキネシオテープと比較すると若干高価ですが、それを上回る高性能テープと言えます。
ただし、キネシオテープは比較的薄いテープなので、厚みのあるテープと比較すると固定する場合には頼りなく感じるかもしれません。
そんな方には下記の「キロテープハードロック」がオススメです。
通常のキロテープが伸縮率140%なのに対してキロテープハードロックは伸縮率110%と伸びにくいため、固定力が高くなっています。
まとめ
キネシオテーピングを剥がれにくくする方法についてまとめます。
- 皮膚の問題
- 油分を取り除く
- 貼り方の問題
- テープの両端処理をする
- テープの粘着面に触れない
- テープの両端部分を貼付するときは引っ張らない
- テープの問題
- 剥がれにくいテープのオススメは「キロテープ」
ありがとうございました!